楽しいが欠けてた。

面白いものとか刺激があるもの、趣味とかその辺には好奇心持ってちゃんと手を伸ばしてきたと思う。だけど生活の中に『楽しい』がごく僅かしかないことに気づいた。

そもそも面白さには種類があるし、楽しいとは別物だとやっと気づいた。楽しいって刹那的なものが多い気がしてた。ゲームとかその辺のやつ。残らないものに手をつけるのはやめようと考えちゃったことが始まりだった気がする。20歳とかその辺の時期かな。こんなんやっても無意味だ!そんな思想が強くこびりついてた。

 

友達を増やしたいと考えて行動しようと思った時、何をしたら良いか分からなかった。目標を掲げても手段がわからなくて放置気味になってた。まぁ人生の課題が多すぎて早々に手をつける課題じゃなかったからいいんだけど。

 

ここ何年か友達と会っても酒を飲むかご飯食べるかしか選択肢がないことがすごくモヤモヤしてた。マッチングアプリで人と会ってもご飯か何かしらの施設へいくとか。楽しい事をしたいとやっと思うようになった。というより、発散し切らないのは楽しいが足りないんだとやっと知った。

 

少し前に社会人バンドサークルに入ってちょこちょこ顔出して久しぶりに楽しい。それなりの人数がいるところでお酒を飲んだり、人の話が耳に入ったり。自分が直接関わらない瞬間タイミングでも近くで盛り上がりがあると心が満たされるんだな。そうすると自分も楽しいんだな。

そうか、楽しいの先に人との縁があったのか。そんな簡単な事を知らなかったなんて恥ずかしい。忘れてただけかもしれない。

 

生活の中に楽しいを増やそう。楽しいを充実させよう。今年の課題に追加した。

 

新しいことをするって腰が重いけど、今んとこ好奇心が勝ってるからヒョイって動けそうだ。

 

人生最大の推進力こと好奇心。まだしばらく現役でいてくれ。

 

 

おわり