赤い公園

赤い公園の解散ライブを見てる。切ない。悲しい。でもいい公演だと思わせてくれる、メンバーの明るさが眩しい。

 

藤本ひかりさんが、『私の携帯番号を緊急連絡先に登録しといて!』と話していた。みんな笑ってたけどこれは、津野さんへの後悔みたいなものなのでは。辛い思いをしてる時、命をたつことを実行する前に、連絡が欲しかった、全力で助けたのに的な後悔とか恐怖みたいなものな気がした。もしかしたらメンバーは湿っぽくならないように敢えて気づいてないふりしたのかもしれないな。

大切な人を突然失うことは本当に辛い。体の一部を無くしたような気になった。同じ思いは2度としたくないよね。そうして心にできた傷はもう治らない気がする。どれだけ人生が幸福になっても、この傷は治らない気がする。それでも生きていかなきゃならないから人生は大変だ。

 

話がズレまくった。

 

赤い公園、津野さんの作った曲は石野さんに変わってからすごくよかった。(個人的に。)

何かが続く事はあまりに尊い事な気がしてくる。バンド、人との縁や…。人との縁しか出てこなかった。そうか、そこか。結局そこに尽きるのか。関係を続けることが下手だから、余計に思うところがある。

 

俺は例えば100個あった縁のうち、96〜99の縁が切れていった気がする。大抵の人はそんなもんか?そんなもんってことにしとこう。

 

後日また赤い公園の曲を聴いてる。知らない曲もたくさんあった。中でも『黄色い花』を聴いてもう心躍った。なんと幸福な曲なことか。あの曲を作ったのが24〜25だなんて脱帽と自分の作曲の才能への失望と色々感じた。とにかく良い曲なので『黄色い花』を知らない赤い公園未受講者はすぐに聴いてみてほしい。

 

赤い公園のメンバーは津野米咲さんへの想いを前向きに話していた。そりゃファンの前じゃネガティブなことばかり言えないと思うけど。メンバーはちゃんとしたお別れが出来てないからきっとより大きな喪失感があるはずなのに。尊敬する。人前に出る仕事をしてて色々な障害を乗り越えてきてるであろう人への言葉じゃないかもしれんけど。でももしかしたら解散ライブがちゃんと出来たからまだ良かったのかもしれない。

 

幸いな事に津野さんの残した曲達は世の中から消える事がない。作ったものが所構わず続いていくなら、誰かが何処かで赤い公園の曲を聴いてら時間があるなら曲を生み出した人間としては冥利に尽きるよねきっと。

 

悲しい事はきっとぽつぽつと絶え間なく続く。けれど楽しい事も沢山ある。友達と酒を飲んで話したら手軽にハイになれるし好きな音楽を聴いたら踊り出せちゃうし。だから人生は最高だ。

 

 

自分のことばから話してる。

まあええ。

 

今日は工場手伝いに行きやす。

オードリーのオールナイトニッポンを聞いてから春日の語尾が真似したくなっちゃう。へへ。

 

おわり。