親知らずを抜いた

数年前に歯医者に行った時、レントゲンを撮ると下顎に2本の親知らずが生えてた。1本は神経に近く、もう一つは真横に生えてるとのことだ。大学病院で処置してと言われて、抜きたいと思いつつ先延ばしにしてたけど億劫がってなあなあにしてた。しかし昨年末ついに大学病院で診察を受けた。診察を受ける前は2本同時に抜けるつもりでいたけど、先生から「片方ずつ抜きましょう」と提案を受けた。僕は「面倒なので1回で2本抜きたいです。」と伝えると、「うにかんさんの場合、2本とも厄介な手術になるので1本ずつやりましよう」と言われた。俺は震え上がった。厄介な手術ってなんだよ!怖いよ!しかし先生がとても綺麗だったこともありビビってると思われたくなくて深くは聞かずに潔く了承した(つもり)。

 

そこから本日手術の日まで約2ヶ月、己の恐怖を打破すべく職場で親知らずの情報をかき集めた。しかし直近2週間で不安を煽ってくる輩に絡まれるようになり、痛みの恐怖は膨れるばかりだった。

 

そして今日。

 

 

なんとかなった。

 

 

今回は特に大変そうな真横を向いてる親知らずの処置だった。麻酔打ってからは感覚もなくなり、痛みの恐怖は早々に消えた。引き抜く段取りが進む中でなにやら削ったり引き抜いたりで口内から焦げ臭いにおいがしてきておっかない妄想をしかけたが、想像力のスイッチを切り、先生を信じる決意をした。1本抜くのに40~50分かかったけど無事終えれた。親知らずは大きくもないくせにしぶとくて結果的に6分割さてた。なぜか誇らしい気になった。

やるじゃねえか。と。バラバラになった親知らずを捨てるのももったいなくて持ち帰ることにした。たぶんすぐ捨てると思うけど。

 

しかし思った以上に神経に近い場所で手術してたらしく、神経が損傷してる可能性も少なくないとのことだった。晴れやかな気持ちで帰らせてほしい。恐怖はまだ続くのか。

 

今は家でこの記事を書いてるけど、痛みはそんあにない。ただ煩わしさがある。まず口を少ししかあけられない。思いっきりあけると傷口が開く気がする。頭の角度を変えるとあごが痛い。

 

 

 

。。。しょうもないことを長く書きすぎた。まあ自分の治癒力を信じて今日はさくっと寝ようか。

 

おわり。